都築誠のブログ

【住まい造りにはゆずれないものがる】 家づくりで一番大切なことは何か? それは見た目のデザインや間取りではなく、完成してからでは見えなくなってしまう部分なんです。見た目やデザインももちろん大事ですが、家づくりは一生で一番高い買い物なので長く大切に家族全員が毎日健康に暮らせる住まいでなくてはいけないと私は思っています。 家づくりのポイントは4つ! 『健康』『耐震』『耐久』『省エネ』 家づくりに事や人脈構築に関する事を365日毎日書いています。 よろしくお願いします。 『古民家住まいる』  http://www.kominka.net/ 『古民家ネットワーク』 http://www.kozai-g.com/matsuyama 『夢ハウスビジネスパートナー』 http://www.yume-h.com/shop/asahihousing/ 『都築誠フェイスブック』 フォローしてください。 https://www.facebook.com/makoto.tsuduki

     都築誠(つづきまこと) 1977年7月29日 愛知県碧南市生まれ 碧南市立新川小学校入学 豊明市立三崎小学校卒業 豊明市立豊明中学校入学・卒業 名古屋市立名古屋工業高等学校建築科入学・卒業 【夢のある話をしましょう。】 『住まい造りには譲れないものがある』 『建てては壊す』から『いいものを長く大切に使う』循環型建築を日本の木造伝統建築の技術と文化を未来の子供たちへ引き継いでいく使命があると思います。 株式会社アサヒハウジング 専務取締役 都築誠 愛知県古民家再生協会 日進支部  全国古民家再生協会 愛知第2支部 支部長 BNIモーニングベアーチャプター所属 カテゴリー:木造新築 おかしん経営塾 広域連携委員 『夢ハウスビジネスパートナー加盟店』 株式会社アサヒハウジング http://www.yume-h.com/shop/asahihousing/ 『都築誠フェイスブック』 https://www.facebook.com/makoto.tsuduki 『住育ライフ』 http://www.jyuikulife.com/

    2014年04月

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    おはようございます。


    『自然素材の家』

    みなさんはよく住宅会社のチラシで『自然素材の家』を見たことはありませんか?

    それ建物が本当に自然素材だけの家なんでしょうか?私は違うと思います。

    内装仕上げ材だけで、自然素材の家と言っていいんでしょうか?

    仕上げ材はもちろん見えなくなる構造体もやっぱり本物の木を使った構造体でなければ、

    私は自然素材の家とは言えないと思っています。

    そして・・・

    みなさんは珪藻土や漆喰ならすべてが100%自然素材と思っていませんか?

    ほとんどが偽物の自然素材です!

    住宅会社のプロですら知らない嘘の自然素材。

    嘘ばかりの自然素材が凄く多いのが現状の自然素材です。

    なぜプロでも騙される?それは、建築材料には詳細な表示義務は

    設けられていないのが現状です。

    メーカーが自然素材と言えば自然素材と信じてしまうでしょう。

    しかし、よく調べれば分かります!

    本当にお客様に自然素材を提案したいと思っているなら

    きちんと素材にどんな成分が入っているのか。

    嘘ばっかりの自然素材にこんな嘘があります。

    自然素材の代表 珪藻土に化学物質が含まれている

    漆喰と言いながら化学物質が含まれている

    無垢材にウレタン塗装がされている

    無垢フローリングと見分けが付かないほどの合板フローリングがある

    一部に自然素材を使うだけで、健康住宅と呼ばれている

    自然素材に似せた、石油化学製品が多く出回っている

    自然塗料と言いながら化学物質が入っている

    自然素材を熟知している住宅会社が少ない

    自然素材の健康住宅に住みたいと思っているのに、

    実は自然素材ではなかったとしたら、あなたはどうされますか?

    怒りますよね!後悔してからでは遅いです。

    私が本物の自然素材の住まいをご提案いたします。

    決して当社で建てなくてもいいです。

    お客様も家づくりをするときはたくさんの住宅会社の話を聞いて、勉強して、納得してから

    住宅会社を決めてほしいと思います。

    家族全員が『安心して、安全で、快適で、健康になれる』住まいを、

    本物の『自然素材の家』を手に入れて下さい。

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    愛知県は新城市へ行ってきました。

    新しい事業の説明や古民家移築現場の見学(^○^)

    常に新しい事を考えて、悩んで、たくさんの方と交流して、経営者として日々精進していきます。

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    おはようございます。

    間違った土地探しをしていませんか?

    土地と建物の予算配分を間違えると、家は建たない?

    土地予算と建物予算の調整は?

    土地を探すとき、学校区や利便性を追求すると、建物予算が不足して、

    思い通りの家が建てられないし、自分の思い通りの家を

    建てようとすると、土地予算が不足し、希望の土地が買えない。

    したがって最終的には、土地費用を押えるために、

    郊外に、場所を替えたり、土地面積を狭くする。

    または、建物費用を押えるために、建物を小さくしたり、

    グレードを下げる・・・。

    このように調整をしながら、最適な案をみつけることがポイントです。

    土地を買って良いか、どうかの判断は?

    その1

    仮に、希望の土地がみつかった時、人気のある土地は不動産屋さんに

    行っても、大体10日間位しか土地の予約を待ってくれません。

    土地は早い者勝ちなのです。

    したがって、10日間の間にあなたが売買契約を結ばないと、

    権利は次の人に移ります。

    10日間の間に、建築会社を決めて、どんな家をいくらの予算で建てるか?

    そして、全体の資金計画は大丈夫か?

    ・・・など全てを検討し決断して土地の売買契約(ローン停止条件付)を結びます。

    この点が土地を探し、建物を含めた住宅ローンを利用するときの一番難しい所です。

    したがって、先に建設会社を決めて一緒に土地を探す方が、慌てたり、

    見切り発車をしたりして、失敗する確率が少なくなります。

    その2

    自分の土地だからと言って、自分の思い通りの家が建てられる訳では有りません。

    どんな家を建てて良いかは、建築基準法や民法 などで決まっています。

    たとえば・・・

    敷地の前の道路幅が3mしかない場合は、50cm分は家も塀も作っては

    いけません。・・・セットバックと言います

    敷地内に計画道路があれば、将来立ち退きの可能性があるし、コンクリート造の

    建物は建てられません 。

    隣に住宅がある場合、敷地境界線から1m未満の場所に、他人宅を眺めること

    が可能な窓を設置する場合、目隠しを設置しなければならない・・・民法

    その他にも ・・・

    良い 土地だと思っても、地盤が弱く地盤補強工事が必要となり、

    高い買い物になることがあります 。

    公共下水道か浄化槽か? 給排水の引き込み工事が必要か、どうか?

    など土地を買うかどうかを決める時、このようなことも含めて検討しないと、

    結局、高い買い物になったり、思い通りの家が建たなかったり、

    予算オーバーになることがあります。

    特に工事費についは不動産屋さんでは分かりません。

    したがって、ある程度信頼できる建築会社の候補を見つけ、

    相談しながら土地の選定をされると失敗がありません。

    とりあえず先に土地だけ買うと後悔します? 

    いい土地が見つかった時、土地だけ先に買い後から家を計画して建てる

    これを土地の先行取得と言います。

    こ場合、自己資金がたくさんあれば問題はないのですが、土地、建物の両方を

    住宅ローンで計画する時は注意が必要です。

    ローンを土地、建物別々に組む場合と合わせて組む場合がありますが、

    どちらの場合も大体の建物予算や家づくり全体の資金計画を元にローン審査を受けます。

    また先行取得と言っても、すぐ建てる時と1年後位に建てる時があります。

    それによって1つのローンになるか2つのローンになるかがあり、

    融資関係の費用も違います。

    また建築するとき土地購入時に比べてローン金利が上がっていたら、最悪、

    借り入れ金額が減ることがあり、総額が同じでも利息分が増え建物分が少なくなり、

    当初予定していた大きさの家が建たないという危険性があります。

    このような理由で土地の先行取得は、余分に費用が必要になったり

    計画変更のリスクがあるのでお勧めできません。

    ここでとても大切なお話をします。

    なぜ土地購入で失敗している人が多いのか?

    その理由は・・・

    ●1000万〜2000万円の大金が動く

    ほとんどの人は不動産取引の経験がないので、分からないことが多い

    不動産取引の法律は素人の人には難しい

    不動産取引はリスクが大きいので、一般的に専門家である宅建業者に 依頼する

    宅建業者の仲介手数料は法律で決められている・・・守られている

    不動産は見えない部分(地下、外から見えない内部など)があるのでリスクがある

    このような理由で、不動産業界はグレーの部分が多いのです。

    土地探しをする前に、土地購入の契約書に判子を押す前に

    土地に詳しい設計士・工務店に相談しながらいい土地探しをして下さい。

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    おはようございます。

    新しい週の始まりです。


    古い日本の伝統的な建築構法で建てられた建物というのは何となく

    想像できると思いますが、具体的な定義というと築50年以上が

    古民家と定義しています。

    古民家を種類に分けると、田園地帯にのこっている

    田の字の間取りが特徴の農村民家、蔵などもある庄屋屋敷。

    京都など昔の町中に建てられている町家や武家民家などいろいろな

    タイプがありそれぞれ昔の生活習慣を感ることが出来る味わい深い

    古民家が全国でまだまだたくさん残っています。

    農家は屋内に土間があり、田の字型の間取りとしたものが典型的です。

    土間には煮炊きをする竈(かまど)や囲炉裏(いろり)があり、厩(うまや)もあります。

    囲炉裏の周りで家長を中心に食事を取り一家団欒をします。

    時代が近年になってくると接客用の部屋も造られるようになり、

    冠婚葬祭で人が多く集まる際は、戸やふすまを開け放して部屋を

    広く使えるようにと工夫されていました。土間で縄をなったり、

    縁側で機織をしたり、屋根裏で蚕を飼うなど、住居と生業の結びつきが強く、

    茅葺や杉皮、瓦など屋根材も地域によって特徴が見られます。

    家は間口が狭く、奥行きがあり、裏まで通り抜けの通路が設けられた形式で、

    間口が狭いのは、間口の大きさに応じて税金をかけていた名残で、

    道路に面して短冊形に敷地を取る形状の町家が全国各地に残っています。

    道路に面した表側は店であることが多く、裏の方に住まいや蔵などを設けていました。

    京都などの京町家に見られる坪庭は、通風・採光の役割を果しています。

    武家屋敷の原形は公家の住まい(公家屋敷)であり、寝殿造にあるといわれています。

    武家が台頭する鎌倉時代から始まり、武家造とも言われ、寝殿造を簡略化し

    武家の生活様式に合わせ御家人の集う施設や防衛のための施設を持つのが

    特徴となっています。また武家の中でも身分が低い中級下級の武士が住んだ家は

    侍屋敷(さむらいやしき)と呼ばれます。武家屋敷と侍屋敷は本来異なるのですが、

    現在はこの侍屋敷を武家屋敷と呼ぶ場合が多く混同されているようです。

    その他、さらに身分の低い足軽(武士には含まれていないと考えられていた)

    足軽屋敷と呼ばれる長屋形式の住宅もありました。

    各地域の特徴を見ていく時に古民家の特徴が表れやすいのが屋根の形になります。

    岩手県南部地方の曲家(まがりや)は通常別に建てる馬小屋を母屋の一部に

    組み込んだ建物がL字の配置になっているものです。

    山形には高八方造りと言われるものがあり、これは採光と通風の為に屋根に

    高窓が設けられています。

    北関東は切り落とし造りと呼ばれる屋根の正面中央を切り取って窓にした様式が多く

    高八方造りと同じく養蚕が屋根裏で行われていたためです。

    長野の本棟造りは茅葺屋根でなく板で屋根が葺かれており、屋根の勾配も緩く、

    板が強風で飛ばないように石が屋根の上に置かれていたりします。

    愛媛県の内子という町には古民家が多く残されており、

    それを観光資源として活用していますが、この内子町の町屋に多くみられるのは

    塗り屋造りと呼ばれ、屋根を瓦で葺き、建物の側面や2階の外壁、

    軒の出た下側(軒裏)などを白い漆喰で塗ったいわば防火の構造になっています。

    家が建てこんだ場所で火災が起こっても出来るだけ被害を少なくしようと

    延焼防止を図った知恵です。そしてその外壁には鏝絵(こてえ)と呼ばれる漆喰を

    使った立体的で美しいデザインが施されており目を楽しませてくれています。

    それぞれが必要に迫られて時代と生活の多様化の中で生み出された古民家の形ですから

    それらを観察する事でその地域の昔の生活様式、そこに住んでいた人が見えてくる

    気がして古民家を見てことは楽しいものです。

    地域の歴史が分かってきます。

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    大工造作工事が順調に進んでいます。

    6月末完成、引き渡し予定。

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    おはようございます。

    建築基準法を満たしていない建物や、確認申請が必要であるのに確認申請を

    提出していない建物は違法建築になります。

    よくある違法建築は確認申請書で提出している建物より大きな面積、階数の建物を

    建てている場合、確認申請を出していない増築、木造では耐力壁の枚数が確認申請より

    も少なくなっているなどである。

    リスクのある違法建築が建てられる理由は建築主の要求によるものと建築業者の

    都合の2つがあります。

    建築主の要求によるものは少しでも大きい建物を建てたい、部屋数を多くしたいなどで

    他の工務店では建てる事ができると言われた、隣の住宅は敷地いっぱいに

    建てているのになぜできないのかという強引な要求によるものがあります。

    建ぺい率や容積率の厳しい地域が多いです。

    土地の購入時は建築士や工務店に相談しながら決めてください。

    建築業者が違法建築を建てるのは営業成績をあげる為に建築主の無理な要求に応じる場合、

    木造の違法建築で多い、耐力壁の枚数が確認申請より少なくなっているというのは

    木造では建築基準法を満足できないプランであるのに確認をおろす為にプランを

    建築基準法をクリアできるように変えてしまうなどがあります。

    これらの違法建築が欠陥住宅を生み出す大きな原因の一つになっています。

    中間検査制度の実施により、これらの違法建築や欠陥住宅はかなり少なくなるものと

    思われますが、木造3階建は中間検査をするが2階建はしない行政庁、

    2階建も含め全ての建物を検査する行政庁など、その実施内容にばらつきがあります。

    2階建木造住宅の住宅を検査のない地域で建てる場合、欠陥住宅を防止するには住宅金融公庫や

    (財)住宅保証機構を利用する方法があります。

    中間検査制度が実施される以前でも、これらを利用した建物は検査が実施されており

    違法建築、欠陥住宅の防止になっています。

    しかし、これらの検査制度を利用しても、抜け道があり、これらを完全に

    なくすのは無理です。

    何故なら、無理なローコストを進めお客様に見えない材料がをコストダウンを過剰に

    進めている建築業者がまだまだ多いからです。

    最近の違法建築を建てる手口は工事を一期工事と二期工事に分け、

    一期工事までは確認申請通り建て、検査が終わってから二期工事で増築したり、

    プラン上邪魔になる耐力壁を無くしてしまうなどがあります。

    これらの手口は公庫利用の建物でも、以前から使われていた手口ですが、

    今後こういう違法建築がふえる可能性があります。

    昔は違法建築が見つかった場合でも、始末書程度ですまされる場合もあったのですが、

    最近では撤去命令などの行政指導をされている行政庁も多くなってきていますので、

    以前よりは違法建築を扱う業者の数も少なくなってきているとは思うのですが、

    現状は、まだ平然と違法建築を続けている業者は残念ながらいます。

    違法建築、欠陥住宅を無くすには建築主の意識改革も重要です。

    欠陥住宅の被害者にならない為にも、違法建築による近隣の住人への迷惑

    日照権の侵害などの加害者にならない為にも、合法的な住宅を建てられる事をお勧めします。

    計画していたよりも狭い面積の住宅しか建てられなくても、屋根裏物置や床下収納又、

    プランニングによってはより有効な空間利用ができます。


    あなたと一生つき合いのできる設計事務所・工務店をみつけ、

    家族全員が幸せで健康に暮らせる住まいを手に入れてください。

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    おはようございます。



    古民家を所有しているが、解体するか改装するか悩んでいる・・・



    古い民家を購入して住み替えを計画しているが、

    建物の耐久性や手直しをする部分がどこなのかを知りたい・・・



    古民家に関してこのようなお悩みをよく伺います。



    古民家に関しての専門資格「古民家鑑定士」を有する者が、

    古民家に関する様々なご相談にお答えします。



    無料でご相談可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。



    古民家鑑定士とは?



    古民家鑑定士資格を有し、古い民家の保存、活用、再利用を目的に、

    建築的見地および環境保全の見地に立ち、専門的な知識と技術を用いる者で、

    古民家を調査し、古民家鑑定書を発行する業務を担います。



    解体された古民家などの建物から産出される木材や瓦、

    その他の資材を建築分野において再活用するための

    専門的な知識も有しております。




    一般社団法人 愛知県古民家再生協会

    http://www.kominka-aichi.com/



    古民家鑑定士1級 都築誠

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    木の神様にやっと来れました。
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    おはようございます。


    近年、平屋が注目されています。

    でも、「平屋」 というのは特別目新しいものではありません。

    昭和30年代頃までは、日本の一般的な住宅といえば「平屋の家」が主流でした。

    そもそも住まいの形はわが国を含め世界的に見ても平屋が原点なのです。

    しかし、日本の高度成長期には住宅の絶対数が不足していた為、

    狭い国土を有効に活用するために、2階建や3階建の家やアパート、

    マンションなどにせざるを得なかったのです。

    その結果、昔は当たり前だった平屋が、土地の広い田舎でさえ珍しくなり、

    今では贅沢の象徴のようになっています。

    住環境研究所の調査では、「老後の理想の住宅」として平屋を希望する人が

    42%もありました。

    退職後、子供が独立し、夫婦2人だけになった団塊世代にやがて

    迎えるであろう高齢化による健康不安を、階段レス(無し)や

    バリアフリー化で安心を求めると共に、老後の多様なライフスタイルを

    満喫できるステージとして平屋に住みたいということでしょう。

    このように、昔は一般的な家だった「平屋」が、

    今は「夫婦2人の贅沢な住まい」として人気が高まっています。

    『平屋のメリット』

    平屋はバリアフリー住宅に最適なプランです。

    まず、日常生活では階段の上り下りを必要とせず、

    平面の移動だけで生活の用が足せる利便性があります。

    掃除がし易く、洗濯物も庭に干し易い事は容易に想像でき、

    足腰の弱くなりつつある年代には、平屋の良さを実感できます。

    メーターモジュールで廊下や通路を幅広くとって、壁に手すりを設けたり、

    玄関から床面まで段差をなくし、扉を引き戸にすれば車椅子の利用もスムーズで、

    高齢者や体の不自由な人、介護をする人にとって優しい住宅と言えます。

    2階の荷重がなく耐震性にも優れているので地震に対する不安を軽減し、

    防災上の観点から見ても、階段が無いので避難の際も安心です。

    平屋の家は、庭を家の延長のような感覚で暮らすことができます。

    部屋から庭を眺め、ウッドデッキや縁側から庭に降りて

    盆栽や庭の手入れをする、常に庭の土と緑、青い空、

    心地よい風を身近に感じながら夫婦2人ののんびりとしたライフスタイルは、

    最高だと思います。

    しかし、平屋を建てるには、それなりの敷地の広さが必要となるため、

    地価が高い都市部では 「贅沢な住まい」 と言えます。

    夫婦2人暮しの場合、一般的に20坪前後の

    平屋を建てられる方が多いです。

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    古民家というのはどういうものなのか皆さんはご存知ですか、

    古い日本の伝統的な建築構法で建てられた建物というのは想像できると思いますが、

    例えば昭和何年までに建てられた建物とか、何年以上経過した建物とか、

    こういう建て方をしているから古民家だとか、実は具体的な定義というものは

    意外にないのです。

    国の文化財登録制度というもので考えるとこの制度に登録できるものは

    建てられてから50年以上経った建築物が対象になっていますので、

    そこから推測すると50年以経った建物を古民家と呼んでいいのではないでしょうか。

    登録有形文化財制度は1996年に改正された文化財保護法に基づいて登録される

    有形文化財です。

    主な登録建物は江戸時代のものから明治以降に建造され全国で2011年7月時点で

    8331件登録されています。東京大学の安田講堂や大阪にある

    日本基督教団大阪教会や愛媛の松山地方気象台など、石やレンガ造りのものが多いが、

    中には高知県にある畠中家住宅(野良時計)などの古民家なども含まれています

    この制度は戦後の急激な高度経済成長による都市化で明治以降の近代の多種多様な

    建造物がその価値を評価されず解体されて行く事を危惧し、昭和40年代頃から

    近代の建造物が国の重要文化財や地方公共団体の文化財に指定される事例が増え、

    国のレベルでの重要なもののみを厳選する重要文化財指定制度のみでは不十分であり、

    より緩やかな規制の下で幅広く保護していく必要性が議論され、重要文化財の

    指定制度を補うものとして創設されました。

    以前は登録の対象となるものは、当面建造物のみとされ、美術工芸品、

    歴史的資料などは除外されていましたが、2004年の文化財保護法の改正で、

    建造物以外の有形文化財も登録の対象にされ、有形民俗文化財、史跡や名勝などの

    天然記念物についても従来の指定制度を補完するものとして登録制度が導入され

    登録された有形民族文化財は登録有形民族文化財、史跡などは登録記念物と呼ばれます。

    登録される建造物の基準は

    (1)国土の歴史的景観に寄与しているもの

    (2)造形の規範となっているもの

    (3)再現することが容易でないものとされ、原則として建設後50年を経過した

       ものが対象となります。

    家を建築する際には建築基準法という法律に従って様々な条件をクリアする

    必要があります。建築基準法が昭和25年にできた法律で幾度かの改正を経て、

    現在建てられる住宅は世界的に見ても精度が高く、また地震などに対しても

    そこに住む人々の生命、財産そして安全を守り、安心して生活できる

    空間を提供してくれています。建築期間も昔に比べ短くて3ヶ月ぐらいで家は完成します。

    安心、快適な生活を守ってくれる現在の住宅は魅力的です。

    一方昔の古民家はどうでしょうか?

    さすがに今も昔ながらに囲炉裏や土間で生活をするような家というのは

    無くなってきたかと思いますが、それでも昔ながらのそういったものが

    残されている古民家に出会う事は少なくありません。

    古民家に住まわれている方にお話をお聞きすると残念ながら

    皆さんはもう古民家には住みたくないとお話しされます。

    なぜなら、古民家は

    寒くて、

    室内は暗くて、

    現在のライフスタイルでは決して使いやすい間取りではないのです。

    100年、200年前は当たり前だった土間での調理も今では大変で、

    木製建具から吹き込む冬場の寒いスキマ風の中ではゆっくり休む事も

    ままならないと思いますし、日の光が入りにくい建物の構造は昼でも

    電気をつけないと暗い室内は何となく気持ちまで落ち込みそうです。

    古民家から学びたいのは不便な生活を体験したいのではなく、

    古民家に活かされた様々な先人達の知恵を学び、それを現代の生活の中に

    上手く取り込む事で持続可能な循環型の建築を取り戻す事です。

    持続可能な循環型の建築とは木材などの再活用が可能で廃棄物として

    処分しても環境破壊をしない安全で安心できる資材や、

    耐久性のある建物でメンテナンスを行う事でライフスタイルの

    変化にも柔軟に対応できる住宅なのです。

    また私たちは日本古来の技術の継承や自然と共生できる暮らし方の

    知恵を未来の子供達へ引き継ぐ使命があると考えているのです。

    具体的には、古民家の事を学び、そこに活かされた先人達の技や考え方を

    現代の住宅にも取り入れて活用する。そうする事で、現在日本の住宅の

    耐用年数の短さを解消し、200年程度は持続可能な住環境をユーザーへ提案し、

    地球環境へも貢献していくという事です。

    古民家の良さをあげてみると、古民家に使われている部材は自然素材なので

    再活用しやすく、また廃棄しても有害なものはでない。

    伝統構法という建て方は現在の住宅の建築構法である在来構法とは

    地震に対しての考え方が異なり、伝統構法の免震的な考え方は

    大きな地震が起こったとしても倒壊をふせぎ修理が可能で、

    いわば現在の高層ビルと同じような優れた考え方である。

    地産地消の材料で建てた古民家は無駄な輸送をおこなわない為に

    二酸化炭素などの排出を抑え地球環境にもいいし、何より地元の気候風土にあった

    材料は家自体の耐久性を延ばすにも有効である。

    古民家は確かに冬は寒いのだが、夏は涼しく快適に過ごせる。

    この夏の暑さを和らげる工夫は現在の住宅でも活かす事ができる。

    外部との自然空間との親密さや一体感を重視した古民家の間取りや

    考え方は自然環境との調和を生み、結果人の心にも癒しを生みだす。

    古民家の間取りの考え方は個人主義では無く、家族での団欒を重視する

    考え方でこれは現在の核家族の子育ての中でも学ぶべき点は多い。

    現在の住宅のように食事や寝室を分ける間取りではなく、

    一部屋で就寝を重複しておこなう古民家は、家の大きさを小さく出来、

    コスト面、環境面とも学ぶ事が多いと思います。

    対して現在のライフスタイルにそぐわないものとしては、

    お客様中心の間取りは使いづらい。

    土間でおこなう様々な作業は現在の住宅では無い為に無駄なスペースとなる。

    男性と女性で使用する部屋が違う封建的な考え方は現在の生活にはそぐわない

    冬の寒さは改善する必要が大きいと思います。

    先人の知恵に学ぶべき所は学び、現代のライフスタイルに合わせた提案が必要です。

    「家の作りようは夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。

    暑き比わろき住居は、耐え難き事なり」

    と吉田兼好の徒然草に住まいについて書かれています。

    現代風にいえば住居は夏涼しく過ごせることが大事で、

    冬寒いのは我慢できるということでしょうか。

    日本の夏の暑さは赤道に近い東南アジアなどとほぼ同じで、

    季節によってはむしろ東京の方が東南アジアより暑い場合もあるのです。

    逆に冬の寒さも北欧並み……私たちの祖先はこんな過酷な土地で

    生きていくために様々な知恵を住まいに活かしてきました。

    先人たちの快適に暮らすための知恵は現代の住宅にも十分活かしていけます。

    日本は南北に長い地形のためか様々な住居の形を見ることができますが、

    そのどれにも共通するのは、エネルギーを出来るだけ使わずに材料を調達し、

    冬の寒さと夏の暑さに対応できる住宅をその土地に合わせて解決してきた事です。

    民家が持つエコな精神や省エネルギー技術や工夫は、環境の世紀と言われる

    21世紀に再度見直されることでしょう。先人たちが残した知恵の塊である

    古民家を今こそ再評価する必要があります。

    古民家は夏を快適に過ごすために様々な工夫が施されています。

    例えば、屋根で日射を遮り、深い庇は夏の日射を遮り、太陽高度が下がる

    冬は日差しを室内奥深くまで導き入れます。

    藁葺きの屋根はしみ込んだ雨がゆっくりと蒸発する事で熱を逃がす役割もあります。

    外壁の白い壁で日射を反射し、土壁などの熱容量の大きな材料を用いることで

    夜間に冷えて昼間の温度上昇を防ぎます。

    畳や土壁は吸放湿性に優れ、ほど良く調湿してくれます。

    家の周りに植栽や池を配し、周辺の空気を冷やし室内に取り込みます。

    夏には夏障子などをしつらえて風通しをさらに良くしてくれます。

    また、京都の町屋などは間口が狭く奥行きの長い、いわゆるウナギの寝床の

    様な作りですが、風通しが悪くなりそうなこのような構造でも中庭を

    設けることにより空気の流れを作り出し快適に住まうための工夫があります。

    実際に古民家を実測したデータによると夏場は外気温より2〜3度室内の方が

    低くなったそうです。

    また、現存する古民家の多くは非常に長い耐久性を証明していますので、

    これを守り住むことで、地球にやさしい環境負荷の軽減に役立ちます。

    持続可能な住居を考えるならまず古民家に目を向けて学ぶ必要があります。

    その昔、戦国時代が終わり平和な江戸時代に移ると、都市部を中心に

    建築ラッシュが起きました。またケンカと火事は江戸の華と言われたように

    家と家が密着した長屋造りは火事になると損害が大きくなって傾向がありました。

    こうした中、で木材の需要は増加し各地で林地が荒廃するようになり、

    洪水や崖くずれが頻繁に発生し、幕府や各地の諸藩は材木の切り出しを

    制限して森林の保全に乗り出します。

    そうすると材木の価格は当然高くなりますので、材木をリユースする動きが

    活発になってきます。古材として、材木を再度建築に活用するという事です。

    これが古民家において木材再利用技術が発展した背景であり現在言われる

    持続可能な住宅の基礎は江戸時代の日本に存在していたのです。

    また古民家に使用されている材料は、基本的に全て持続可能な材料です。

    木材、土、植物、民家の構成部材のほとんどは自然素材であり

    周辺で採取が可能であり、また再利用ができるものです。

    木材の場合は新しい木材よりもむしろ経年した古材のものの方が強度も増していきます。

    木材の場合腐朽菌により地面に近い部分などから腐っていきますが、

    根継ぎなどの補修技術を用いることで劣化を一部分にとどめ、

    全体の寿命には影響を及ぼさない持続性を保つ事ができます。

    土壁などの土は新しいものよりも古い土のほうがバクテリアが多く、

    藁の発酵を促進して塗りやすいと言われています。植物は再生される

    期間より長く使用すれば再生可能な資源であり、地産地消であれば

    輸送コストをかけずに環境負荷も小さくできるのです。

    また、その建築構法も経年変化により変化する金属をほとんど使用しない

    伝統構法は継ぎ手などの分解が可能な接合技術で組み上げられているため、

    リユースを前提とした解体も容易に可能となります。

    また、襖や障子で簡易に間仕切る田の字の間取りは可変性に富み季節や

    生活スタイルに合わせて何度でも間取りを変更する事が可能で、

    それ自体にも出来るだけエネルギーを浪費しない工夫があります。

    材料・工法・維持管理・そしてライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるのが、

    古民家の真の価値だと思います。

    昭和に入り戦後の高度成長時代には、全てにおいて大量生産大量消費が良いとされ、

    住宅も使い捨てのような時代になりました。欧米の住宅の耐用年数が70年以上の中、

    日本の住宅の耐用年数は約30年となってしまいました。

    住宅は25年から30年程度持てばいいのですから、

    住宅に使われるものは安価でそこそこの耐久性さえあれば問題なく、

    一度使ったものは手間をかけてリユースする事もなく使い捨てにされます。

    また住宅の工業化が進み、自然木材などの規格化しにくい物は敬遠され、

    また工事期間が長くなる左官工事なども敬遠され、

    持ってきて取り付ければ終わりという建築材料=新建材が重宝がられました。

    しかし、不幸にもこういう新建材には、人体に悪影響を及ぼす物質が含まれており、

    ハウスシックという新たな社会問題まで引き起こしました。

    人々は安全な住居を求めた結果、自然素材、左官の壁など昔の民家では

    当たり前だったものを再認識し、今また取り入れようとしています。

    持続可能な社会とは何かについて、経済学者のデイリーは下記の3原則を示しています。

    ・ 再生可能な資源は供給源の再生速度を超えることなく利用する。

    ・ 再生不可能な資源の利用の速度は再生可能な資源に転換する速度を

      超えないように利用する。

    ・ 汚染物質の排出速度は環境がそうした汚染物質を循環し、吸収し、

      無害化できる速度を超えないようにしなければならない。

    とされています。江戸時代はほぼ国内の資源で自給し、

    上記の三つを満たした持続可能な社会でした。

    いまさら江戸時代に戻ることはできませんが、

    先人たちの知恵を学び活かすことは大切なことだと思います。

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