おはようございます。

老いは知らず知らずの内にやってきます。

また、誰もが自分の老いを認めたくはありません。

しかし、高齢者の家庭内事故は交通事故よりも多く起きているのが現状です。

道路を歩いているより家の中が危険だなんて考えられますか?

家の中や日常生活に不便さ、不自由さを感じたらバリアフリーリフォームを行うときです。

実際に切羽詰った状況になってからでは遅いのです。

家庭内で事故が起きる前に、また自分がいつまでも自立した生活を送れるように、

そして介護が必要になった時に介護を行う家族の負担が少しでも

軽減できるように自分の住む家を確認してみてはいかがでしょうか?

あなたのお宅はどうですか?

下記のチェックリストで自宅をチェックしてみましょう。

□ 廊下と部屋の段差

玄関の上がりかまちなどの大きな段差は意識が働くので、

何気に大きな事故にはつながりにくいのですが、

小さな段差は筋力の低下によって足を上げているつもりでも

上がっていないことがあります。

□ カーペットや電気のコード

足の感覚が鈍くなっていくので、部屋の中の何気ない凹凸にも気づきにくくなります。

□ 床の滑り

フローリングの材質によっては大変滑りやすいものもあります。

特に靴下などで居る場合には注意が必要です。

□ 部屋の整理整頓

これはリフォームや住宅改修とは関係ありませんが、

高齢者の転倒につながる大きな問題です。

床に置かれた新聞や雑誌、テレビのリモコンなどつい踏んでしまうと

バランスを崩して事故の原因になります。

□ 急な階段

昔ながらの階段は特に勾配がかなり急なものが多くあります。

階段を降りるとき、スピードがついてしまったり、勢いで止まれなかったりします。

□ 階段の幅、踏面の広さ、蹴込み寸法

階段の幅が狭いと手すりの設置も困難になりますし、踏面が狭いと足が乗らずに

滑ってしまいます。また、蹴込み寸法が大きいと階段に足を引っ掛け易くなり

階段での転倒事故につながります。

□ 暗い足元

階段の足元が暗いと足元を踏みはずす原因になります。

□ 室内の温度差

室内での温度差は、血圧や脈拍が急激に変化し深刻な事故につながる可能性があります。

□ 大きな浴槽

大きな浴槽はゆったりとお湯につかれて良いように思われがちですが、

浮力で身体が浮いてしまい溺れてしまうことも多くあります。

高齢者の家庭内事故での原因No.1が溺死です。

□ 内開きのドア

狭いトイレで万が一倒れたりした場合、内開きのドアだと倒れた人がドアを

ふさいでしまい、ドアを開けることが出来ません。

また、普段も狭いスペースを有効に使うことが出来ないので、

ドアは外開きか引き戸にするのが良いとされています。

チェック項目はこれだけではありません。

自宅での生活に不便さ、不自由さを感じたら介護・バリアフリーリフォームの

知識のあるアサヒハウジングにお問合せください。


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