おはようございます。

食べ物やハウスダストが原因

アトピー性皮膚炎は、顔、首、手足の間接部分に湿疹が出て、

長く続く状態のことです。アトピーというと

子供の病気というイメージがありますが、大人もかかります。

原因は、子どもの場合は食べ物で、大人はストレスやダニなどの

ハウスダストが多いといわれています。

ただ、大人・子ども共に複合的な原因が重なることが多く、

いずれにしても住まいの対策は重要です。

住まいは風通しと日当たりをよくする

最近の住まいは、気密性が高く風通しが悪いので、

アトピーの原因のひとつであるダニやカビが

発生しやすくなっています。

リフォームプランを考える上で、大切なことは風通しと

日当たりを良くすることです。

まず、窓の配置と大きさは重要です。1部屋に2ヶ所以上、

できれば対角線上に窓が配置されていると風通しがよくなります。

南面には窓を設け、日当たりを良くすると、

室内を乾燥&殺菌してダニやカビが繁殖しづらくなります。

また、開口部には掃き出し窓を取り付けると、

風通しがよくなるだけでなく、ダニやカビを殺菌する

「ふとん干し」が楽にできます。

さらに、洋室の床にはホコリがたまりにくく

掃除しやすいフローリングを使用したり、

自然素材の壁材やクロス、畳などを選びましょう。

日頃の換気と掃除も効果的

アトピー対策は、住まい方も重要です。

なかでも大切なのが換気と掃除です。

こまめに窓をあけて換気しましょう。

花粉やホコリが気になるなら、

空気清浄機でクリーンさを保ってください。

そして、こまめな掃除も重要です。

ダニをとる掃除機で、ダニのエサとなる

ホコリ、フケ、食物のカスなどを丁寧に吸い取ります。

カーペット、座布団、布団、毛布などもシッカリかけてください。