おはようございます。

『家づくりをお考えの方へ』

ペットと暮らす家

犬と暮らす、猫と暮らす。

少子高齢化の影響でしょうか、今やペットは大切な家族の一員となり、

私たちと共に暮らしています。

ペットと暮らす家とは、「ペット共生住宅」とも言われ、

人とペットの快適な暮らしを 考慮した住宅のことです。

ペットにやさしい家は、子どもやお年よりにもやさしい家です。

ただ、ペットが飼育できる住宅ではなく、ペットにとって安全であることはもちろん、

飼い主にとっての利便性に優れ、また、ご近所や来訪者にも配慮した、

誰もが気持ちよく暮らせる快適な共生空間であることが大切です。

ペット共生住宅に潜む「悩み」を一挙に解決

ペットと共に生活する上で、こんな住まいの悩みやトラブルを抱えていませんか?

室内のキズ、汚れ、臭いが気になる

鳴き声、散歩時の排泄などで、近所に迷惑がかかる

ペットとの共生は、不衛生になり健康管理が大変そう・・・

ペットアレルギーについて

ペットアレルギーは、ペットの排泄物・唾液・毛垢などに含まれるタンパク質が

人間の体内に入り、 免疫反応を引き起こすのが原因です。

また、ペットが室内にいるということは、ダニが繁殖しやすい環境であるということです。

ペットアレルギーの症状には、アレルギー性鼻炎・目のカユミ・湿疹などがあります。

ただ症状が出るのには時間がかかるので、なかなかペットアレルギーと

診断されにくいようです。

対処法としてはアレルギーの原因を根源から断つのが一番ですが、

ペットを 手放すわけにはいきません。

そのためには手や顔をよく洗い、掃除をこまめするなど基本的な対処法は

勿論の事、住宅自体の対策も必要になってきます。

たとえば、ペットの健康が保てるような設備(足洗い場、トイレ、ペット専用シャワー)

の設置や、掃除がしやすい室内環境、

ダニが繁殖しづらい材料の使用、

ほこりの付きにくい素材利用等です。

動物は、人間にやすらぎを与え、心のケアーで医療でも役立っています。

そんな動物と共生できるような住宅が実現したら最高です。

ペットの性質を考えた計画上の留意点

犬は集団で生活する動物ですから、家族といつも触れ合うことを望み、

寂しがり屋で散歩を好みます。

室内では平面に配慮すればいいでしょう。

猫は自由気ままな行動が特性で、高いところや居心地の良い場所 での 休息を好みます。

室内では 平面+上下の空間に配慮する必要があります。

傷つく部位は、犬は床、猫は壁や建具、柱やドア枠にも注意。

汚れは抜け毛のほか食事の汚れ。

臭いは動物臭の他、トイレの臭いに配慮が必要です。ライフスタイルも様々

【LDスタイル】 ・・・リビング・ダイニングが居場所の中心で、

家族が集まる空間 を中心にふれあいを楽しみます。

【フリースタイル】・・・基本的には、家中どの部屋にも出入り自由で、

寝る時も家族と同じ部屋やベッドで寝るスタイルです。

【コートスタイル】・・・ 庭やコートなど屋上でのびのびと遊び、

食事や寝る時は屋内 のペットコーナーで寝ます。

【キャットスタイル】・・・ 快適な居場所探しが得意だから自由に部屋を行き来します。

このようにペットと快適に暮らすために、共生のためのプランニング、

ディテール決め、設備・素材選びから、トータルにご提案させて頂きます。

猫と犬とでは習性が違うため、設備もそれぞれ必要な物は違い、部屋飼いか外飼いかによっても大きく異なります。

いずれにしても、ペットについて一番詳しいのは、飼い主さんです。

私たちを癒してくれる、かけがえのないペットにいつまでも健康で長生きしてもらう為に、

しっかりと住宅の計画を考えて下さいですね。